专利摘要:

公开号:WO1991012311A1
申请号:PCT/JP1990/001320
申请日:1990-10-12
公开日:1991-08-22
发明作者:Keisuke Mizuno;Masahiro Horiuchi
申请人:Kurita Water Industries Ltd.;
IPC主号:C11D7-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 湿式塗装ブース処理剤及び湿式塗装ブース処理方法 技術分野
[0003] 本発明は湿式塗装ブース処理剤及び湿式塗装ブース処 理方法に係 り 、 特に湿式スプ レー塗装ブース において、 余剰ペイ ン ト を捕集する ために噴霧される水洗水中の塗 料の粘着性を低減し、 系内への塗料の粘着固化を防止.す る湿式塗装ブース処理剤及び湿式塗装ブース処理方法に 関する 。
[0004] 背景技術
[0005] 自動車工業における塗装工程では、 一般に車体に噴霧 されたペイ ン 卜 の歩留 'り は 6 0 〜 8 0 % であ り 、 使用べ ィ ン 卜 の 4 0 〜 2 0 %は次工程で除去すべ き過剰ペイ ン ト である 。 こ の過剰に噴霧された余剰ペイ ン ト を捕集す る には、 通常、 水洗に よ る湿式スプ レーブースで処理さ れてお り 、 水洗水は循璟使用 される。
[0006] こ の よ う な湿式スプ レーブース において、 水洗水に捕 集 さ れる 余剰ペイ ン ト は粘着性が高い ため、 ス プ レ ー ブース の水膜板、 配管系、 スプ レーノ ズル等に付着 して 配管やノ ズルの 目詰 り を起こ し、 水洗効率を著 し く 低下 させる こ と と なる。 ま た、 .余剰ペイ ン ト の付着に よ り 、 スプ レーブースの排気系が詰 り 、 空気の流通が阻害され た場合には、 ブース内 にペイ ン ト溶剤が充満 し、 安全衛 生上危険な状態 と な り 、 著 し く 作業環境を悪化させる。 しかも 、 余剰ペイ ン ト の大部分はスプ レーブースのブー ス ピ ッ ト底、 循環 ピ ッ ト底に沈積し、 沈積 し たペイ ン ト は時間の経過 と共に ゴム状に固化し、 清掃除去に多大な 手間 と労力を要する よ う になる。
[0007] こ の よ う な問題点を解決する ために、 従来よ り 、 洗浄 水.に配合する スプレーブース処理剤が開発されてお り 、 ① N a O H、 K O H等のアルカ リ
[0008] ② Z n塩等の両性金属
[0009] ③ カ チオ ン性ポ リ マ一
[0010] ④ 界面活性剤
[0011] 等の薬剤を単独である いは 2 種以上を併用 し て洗浄水に 添加する方法が知 られている。 その他、 ⑤メ ラ ミ ン ー ァ ルデ ヒ ド酸 コ ロ イ ド (特公昭 6 3 — 3 3 7 9 9 号、 対応 U . S . P . 4 , 6 5 6 , 0 5 9 ) を用 いる方法が提案 されている。
[0012] 上記従来の処理剤の う ち、 ①〜④の も のは、
[0013] © 効果が十分でない、
[0014] © 適用でき る P H範囲が狭 く 、 安定な処理を行な う こ と が難 し い上、 P H調整剤を多量に必要 と する、 ◎ 適用 で き る 塗料種 に 限 り があ り 、 ア ク リ ル系塗 料、 フ タ ル酸系塗料には効果が低い。
[0015] ③ 薬剤の遊離によ り 循環水中の C 0 D が増加する。 @ 金属塩を用いる と塗料スラ ッ ジ量が増大する 。 等の問題点を有 し、 工業的に有利な も の と はいえなかつ た 0
[0016] ま た、 ①〜⑤のいずれにおいて も 、 その単独使用 では 次の よ う な欠点がある。
[0017] Φ 塗料負荷が高い場合には、 十分な不粘着化が行な えない場合がある。
[0018] © 生塗料に対 し ては不粘着化効果が殆 どない。
[0019] なお 、 塗料負荷 と.は 、 処理さ れる べ き 余剰ペ イ ン ト ( オ ー バ ース プ レ ーペ イ ン ト ) の流入量や速'度で あ つ て、 使用 さ れる塗料の種類に よ っ て異なるが、 通常は循 環水量に対 し て 1 0 0 p p m (ペイ ン ト 量 /循環水量) 程度、 高 く て も 2 0 0 p p m程度で あ る 力 s、 近年、 口 ボ ッ ト 導入や生産台数の増加な どのために、 余剰ペイ ン ト 量が設備能力の割に増加 している傾向があ り 、 こ のた め塗料負荷が高 く な つ ている。 また、 生塗料は例えば色 替え ( ある色から別の色へ変更する こ と ) 時にその処理 が必要 と さ れる も のである。 即ち、 色替え時には、 塗料 タ ン ク カゝ ら ス プ レ ー ガ ン ま での配管の 中の塗料を ス プ レ ー し な いでその ま ま 水洗水中 に捨て る こ と が多 い た め、 こ の処理が必要 どなる。 生塗料は回収する場合 も あ るが、 完全回収は難 し く 、 回収する場合において も少な く と も一部は処理する必要がある。
[0020] なお、 特開昭 6 3 — 2 6 0 9 7 0 にはブース循環水に 例えばグルタ ミ ン酸を添加する発明が開示されている。 ま た、 特開昭 6 2 — 2 9 8 4 7 &には例えばマ レ イ ン酸 系ポ リ マーを添加する発明が記載されているが、 いずれ ©方法に よ っ て も満足し得る効果は得 られていな い。 発明の開示
[0021] 本発明の湿式塗装ブース処理剤は、 メ ラ ミ ン · アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液と 、 含窒素原子有機化合物 と 、 ァニ オ ン性水溶性高分子分散剤 と を含む こ と を特徴 と する。
[0022] 本発明の湿式塗装ブース処理方法は、 湿式塗装ブース 水洗水に、 メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液 と 、 含 窒素原子有機化合物と 、 ニオ ン性水溶性高分子分散剤 と を添加する こ と を特徴 と する。
[0023] ア ク リ ル樹脂系な どの塗料粒子の疎水性は、 メ ラ ミ ン • ア ル f ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液に比べはる か に強いので、 メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液単独では、 吸着性 が悪 く 、 不粘着化がやや不十分: eある。 特に、 塗料が系 内 に入っ て く る速度が大き い高負荷塗装の場合は、 メ ラ ミ ン · ア ルデ ヒ ド 酸 コ ロ イ ド溶液の塗料への吸着速度 が、 塗料の流入速度に追随できず、 不粘着化が不十分と. なる。
[0024] こ の よ う な場合、 マ レイ ン酸系な どの ァ ニオ ン性水溶 性高分子分散剤がメ ラ ミ ン · アルデヒ ド酸 コ ロ イ ド溶液 の塗料への吸着を補 う こ と ができ る。 即ち、 ァニオ ン性 水溶性高分子分散剤は疎水基を持っ ている ため、 同 じ疎 水性の塗料に吸着し易い。 高分子分散剤の疎水基は、 塗 料粒子表面に吸着し、 親水基 (一 C 0 0 — ) は、 粒子の 外側 に配向 し、 塗料粒子の親水性を高めて、 塗料の不粘 着化を高める と と も に、 メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸 コ ロ イ ド溶液の塗料粒子への吸着性を高める。 こ の場合、 高分 子分散剤の皮膜のみでは、 皮膜が弱いために、 不粘着化 が弱 く 、 メ ラ ミ ン · アルデ ヒ.ド酸コ ロ イ ド溶液の皮膜が 必要 と な る.。
[0025] と こ ろ で、 高分子分散剤は、 その親水基の親水性が非 常に強いため、 場合に よ っ ては周囲に水分子を配位 して メ ラ ミ ン · アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液の塗料粒子への接 近を阻害する 。 こ の場合、 含窒素原子有機化合物の窒素 含有基 ( Ν Η 2 -基) は、 高分子分散剤の親水基 と の反 応性が強いので、 水分子を押 し除けて吸着 し 、 メ ラ ミ ン • アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液 と塗料粒子 (又は高分子分 散剤皮膜) の'吸着を容易 にする。
[0026] こ の よ う に 、 メ ラ ミ ン ' ア ルデ ヒ ド酸 コ ロ イ ド溶液、 高分子分散剤、 含窒素原子有機化合物共存系では、 メ ラ ミ ン · アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液 と塗料粒子 (又はその 表面の高分子分散剤皮膜) と の吸着は容易 と な り 、 塗料 の不粘着化がよ り 完全な もの と なる。
[0027] なお、 高分子分散剤は、 その分散力のため、 塗料粒子 が固 ま り になるのを防 ぐ こ と に よ っ て、 不粘着化を促進 する作用 を も奏する。
[0028] 図面の簡単な説明
[0029] 第 1 図は実施例で用 .いた試験装置を'示す概略的な断面 図である。 発明を実施するための最良の形態 以下に本発明につき詳細に説明する。 本発明 に係る メ ラ ミ ン · アルデ ヒ ド 酸 コ ロ イ ド溶液 は、 例えば、 メ ラ ミ ン と 、 メ ラ ミ ン 1 モルに対 して 1 〜 6 モルのアルデ ヒ ド と を反応させて得られたメ チロ ール メ ラ ミ ン に更に一塩基酸を加える こ と に よ っ て製造する こ と ができ る。 ま た、 メ チロ ールメ ラ ミ ンを更に低級ァ ルコ ールでアルキルエーテル化 した もの に一塩基酸を加 えて製造 し た ものを用 いる こ と もでき る。 即ち、 本発明に係るメ チ ロ ールメ ラ ミ ン又は アルキル エー テ ル化メ チ ロ ールメ ラ ミ ン は下記の構造式で示 さ れ、 酸コ ロ イ ド液は こ の も の力 1 〜 1 0 個程度縮合 した も のである。
[0030] N
[0031] R 2 0 H 2 C H N C C N H C H 2 0 R i
[0032] II I N N H
[0033] /
[0034] C II
[0035] N H 2 +
[0036] (上記式中、 , R 2 は 同一で あ っ て も 、 異 な っ て いて も 良 く 、 それぞれ水素又 は炭素数 1 〜 4 の低級アルキル基を示す。 ) こ こ で、 アルデ ヒ ド と しては、 ホルム アルデ ヒ ド、 パ ラ ホルム アルデ ヒ ド、 ァセ ト アルデ ヒ ド 、 プロ ピオ ンァ ルデ ヒ ド 等が挙 げ ら れ る が、 と り わ け ホ ル ム ア ルデ ヒ ド 、 パ ラ ホルム ア ルデ ヒ ド が取 り 扱い及び反応効率の面 力 ら好 ま し い。
[0037] メ ラ ミ ン と アルデ ヒ ド と の仕込割合は、 メ ラ ミ ン 1 モ ルに対 し て ア ルデ ヒ ド 1 〜 6 モル と する が、 ア ルデ ヒ ド 力 s 2 . 5 モ ルを超え る と 、 酸 コ ロ イ ド溶液 と し た と き に 遊離の ア ルデ ヒ ド 量が多 く な る 。 遊離 の ア ル デ ヒ ド は C 0 D 源 と な る ので、 C 0 D が問題 と な る場合に は ア ル デ ヒ ド量は 2 . 5 モル以下 と する のが好 ま し い。
[0038] こ う し て得 ら れた メ チ ロ ールメ ラ ミ ン は 、 水 に は溶解 し な いが、 酸溶液には コ ロ イ ド状態 と な っ て溶解す る 。 一方メ チ ロ ールメ ラ ミ ン を更に ア ルキ ルエー テ ル化 し て 得 ら れる ア ルキ ルエー Tル化メ チ口 一ルメ ラ ミ ン は水溶 性で あ り 、 酸を添加す る と 、 エー テル分解 し て メ チ 口 一 ルメ ラ ミ ン を生成 し 、 同様に コ ロ イ ド 状 に な る 。
[0039] 使用 さ れる 酸 と し ては一塩基酸が挙げ ら れる 。 一塩基 酸 と し て は 、 塩酸、 硝酸等の鉱酸の他、 ギ酸、 酢酸、 乳 酸、 ブロ ピオ ン酸等の有機酸が挙げ ら れる 。 なかで も塩 酸は安定 し た コ ロ イ ド溶液が得 られる ので好 ま し い。
[0040] なお、 一塩基酸、 特に塩酸の添加量は、 メ ラ ミ ン 1 モ ルに対 し て 0 . 5 〜 1 . 5 モル程度、 好 ま し く は 0 . Ί 〜 1 . 3 モル と する のが好適である 。
[0041] 酸添加量が 0 . 5 モル未満 と なる と 、 酸 コ ロ イ ド性を 十分 に発揮さ せる こ と が困難 と な り 、 一方、 1 . 5 モル を超える と 、 コ ロ イ ド溶液の安定性が悪 く なる傾向が生 じ る 。
[0042] こ のメ チロ ールメ ラ ミ ンの酸コ ロ イ ド溶液中には、 コ ロ イ ド溶液調製初期においては遊離のアルデ ヒ ドが多 く 存在するが、 調製後、 室温で放置して熟成する と遊離の アルデ ヒ ドが減少する。 熟成は加熱する こ と に よ っ て加 速する こ と も でき る。 熟成時間は、 室温熟成の場合は 5 日〜 3 ヶ 月 、 加熱熟成の場合は 5 0 °Cで 2〜 3 時間程度 が適当である。
[0043] 含窒素原子有機化合物 と しては、 ア ミ ノ 基又はそのァ ルキル置換基を含む化合物、 具体的 には下記 I 〜! Πが挙 げられる 。
[0044] I グ リ シ ン、 グルタ ミ ン酸、 ァスバラ ギ ン酸等のァ ミ ノ 酸又はそれらの塩、 ベタ イ ン又はゼラ チ ン等の ア ミ ノ 酸誘導体。
[0045] Π ジメ チルァ ミ ノ エタ ノ ール、 モノ エタ ノ ールァ ミ ン、 ジエタ ノ ールァ ミ ン、 ト リ.エタ ノ ールァ ミ ン、 ア ミ ノ メ チルプロ パノ ール等のア ミ ン。
[0046] ΙΠ エチ レ ンジァ ミ ン四酢酸 ( E D T A ) 、 ユ ト リ ロ 三酢酸 ( N T A ) 及びこれらの塩。
[0047] ァ ニ オ ン 性水溶性高分子分散剤 と し て は 、 分子量 3 0 0〜 5 0 0 0 0 0 、 特に.5 0 0〜 5 0 0 0 0 0 の範 囲の も のが好ま し く 、 ま た、 水溶液型で も ェマルジ ヨ ン 型で も良 く 、 具体的には次の @〜®に挙げる化合物等を 用 レヽる こ と 力 で き る 。
[0048] @ ア ク リ ル酸、 メ タ ア ク リ ル酸、 マ レイ ン酸等の力 ルボ ン 酸モ ノ マ ー を含むホ モ ポ リ マ ー、 コ ー ポ リ マ ー 、 タ ー ポ リ マ ー あ る い は こ れ ら の ポ リ マ ーの
[0049] © ァ ク リ ルア ミ ドモノ マー部分加水分解物を含むホ モポ リ マー、 コ.一ポ リ マー、 タ ーポ リ マ一ある いは こ れ らのポ リ マーの塩。 '
[0050] ァニオ ン性水溶性高分子分散剤 と し て 、 分子量 3 0 0 以上 5 0 0 0 0 0 以下 と い う 比較的低分子量の水溶性高 分子が好適である理由は、 塗料の不粘着化作用が、 分子 量が 3 0 0 以上の水溶性高分子に よ っ て奏さ れ、 分子量 3 0 0 未満の水溶性高分子では こ の不粘着化作用が十分 得 られないカゝ らである。 一方、 分子量力 s 5 0 0 0 0 0 を 超える水溶性高分子である と 、 塗料粒子を凝集する作用 が強 く な り 、 高分子自体の粘着性が強 く なる ため不適当 で あ る 。
[0051] なお、 マ レイ ン酸系ポ リ マーについては、 特に、 分子 量力 s 5 0 0 を超え、 1 0 0 0未満の も のが好ま し い。
[0052] 本発明の湿式塗装ブース処理剤は、 前記 3 成分を純分 と し て
[0053] メ ラ ミ ン · アルデヒ ド酸コ ロ イ ド溶液
[0054] = 4 0 〜 9 9 . 8 童量% 含窒素原子有機化合物 = 0 . 1 〜 3 0 重量% ァニオ ン性水溶性高分子分散剤 = 0 . 1 〜 3 0 重量% 割合で含む よ う にする こ とが好ま しい。
[0055] 本発明の湿式塗装ブース処理剤は、 前記 3 成分の他、 他の薬剤を含有していて も良い。 ま た、 他の薬剤 と の併 用 も可能である。 好ま しい薬剤及びその作用効果は次の 通 り である。
[0056] ( i ) アルカ リ 剤 : ア ミ ノ 酸、 カルボ ン酸等を溶液 ィヒ し、 ま た、 P H調整、 設備防食面で有利であ る。 ,
[0057] ( ϋ) 高分子凝集剤、 無機凝集剤 : ス ラ ッ ジの凝集
[0058] • 固液分離に有利である。
[0059] (iii 両性金属、 界面活性剤等の不粘着剤 : 塗料の 不粘着化を よ り 向上させる。
[0060] 本発明の湿式塗装ブース処理 ¾は、 こ の よ う な本発明 の湿式塗装ブース処理剤 を 用 いて処理を行な う 方法で あ っ て、 湿式塗装ブース洗浄水中に、 本発明の処理剤の 適当量を注入添加 して、 水中に捕集された余.剰ペイ ン ト 又は生塗料を不粘着化する。
[0061] こ の場合、 本発明の湿式塗装ブース処理剤の添加量は 処理剤中の メ ラ ミ ン · ア ルデ ヒ ド 酸 コ ロ イ ド 溶液の量 が、 その有効成分 1 0重量% と した場合、 水洗水に対 し て 0 . l p p m以上、 通常 1 〜 : L O O O p p m程度、 水 洗水中の余剰ペイ ン ト量に対 して 0 . 1 重量%以上、 通 常 1 〜 1 0 0 重量%程度、 含窒素原子有機化合物の量が 水洗水に対 し て 0 . O O l p p m以上、 通常 0 . 0 1 〜 2 0 p p m程度、 水洗水中の余剰ペイ ン ト 量 に対 し て 0 . 0 0 1 重量%以上、 .好ま し く は 0 . 0 1 〜 5 重量 % ま た、 ァニオ ン性水溶性高分子分散剤の量が水洗水 に対 し て 0 . O O l p p m以上、 通常 0 . 0 1 〜 2 0 P P m程度、 余剰ペイ ン ト 量に対して 0 . 0 0 1 重量% 以上、 通常 0 . 0 1 〜 5重量%程度 と なる よ う な範囲で 適宜決定する。
[0062] 注入方法 と しては特に制限はないが、 各 3 成分を各 々 同一又ば別の注入位置にて水洗水中に連続又は間欠注入 すれば良い。 なお、 各成分は粉末状、 液体状のいずれで も良 く 、 一液又は二液以上の状態のいずれで も良い。 即 ち、 本発明の湿式塗装ブース処理剤にお いて、 通常、 含 窒素原子有機-化合物 と ァニオ ン性水溶性高分子分散剤 と は相溶性を有するが、 メ ラ ミ ン ' ァルデ ヒ ド酸 コ ロ イ ド 溶液は こ れら に溶解し得ない。
[0063] 従 っ て、 メ ラ ミ ン · アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液のみ別 注入 と される場合も ある。
[0064] なお、 本発明 において、 メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ ロ ィ ド溶液、 含窒素原子有機化合物、 ァニオ ン性水溶性高 分子分散剤の各々 はいずれも 1 種を単独で用 いて も 、 2 種以上を併用 して も良い。
[0065] 以下、 実施例及び比較例によ り 本発明を更に具体的に 説明するが、 本発明ばその要旨を超えない限 り 、 以下の 実施例に限定される ものではない。
[0066] 実施例 1 〜 1 8 、 比較例 1 〜 2 1
[0067] 第 1 図 に示す試験装置を用いて、 各種薬剤の効果を試 験し た。
[0068] 第 1 図 において、 1 は ピ ッ ト 、 2 は水膜板 、 3 は循璟 水ポ ンプ P,を備える循環水配管、 4 は排気フ ア ン 4 Αを 備える排気筒、 Wは水面である。 5 は ピ ッ ト 1 の水膜板 2 の上方に設け られた塗料吹き付けのためのスプ レーガ ンである。 6 は薬剤添加部である。
[0069] 保有水洗水量 5 0 £ の試験装置を 用 いて 、 循環水量 5 0 £ /分 と して試験を行な っ た。 水洗水 と し ては、 そ れぞれ、 第 1 表に示す薬剤を第 1 表に示す添加量 (対塗 料) と なる よ う に加えて Ρ Η を 7〜 1 0 に調整 し た もの を用 いた (ただ し、 比較例 1 では薬剤無添加 ) 。 なお、 第 1 表において、 用 いた高分子分散剤ポ リ マ一 A〜 F は 下記の通 り である。 ま た、 メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ 口 ィ ド溶液 と しては下記の ものを用 いた。
[0070] 高分子分散剤
[0071] ポ リ マー A マ レイ ン酸ポ リ マー
[0072] 平均分子量 = 1 0 0 0
[0073] ポ リ マー B マ レイ ン酸一イ ソ ペ ン テ ン コ ポ リ マー 平均分子量 = 4 0 0 0
[0074] ポ リ マー C ィ ソ ブチ レ ン一マ レイ ン酸 コ ポ リ マー 平均分子量 = 9 0 0 0 3
[0075] ポ リ マ
[0076] 平均分子量 = 9 0 0 0
[0077] ポ リ マー E ア ク リ ル酸 ヒ ド ロ キ シェチル ー メ タ ァ ク リ ル酸ー ァ ク リ ル酸メ チル コ ポ リ マ一 平均分子量 = 3 0 0 0
[0078] ポ リ マー F ポ リ ア ク リ ル酸ナ ト リ ウ ム
[0079] 平均分子量 = 6 0 0 0
[0080] メ ラ ミ ン ア ルデ ヒ ド酸 コ ロ イ ド溶液
[0081] メ ラ ミ ン 1 モルに対 し て 2 モルの ホルム ア ルデ ヒ ド を 反応させて得られたメ チロ ール化メ ラ ミ ン 0 . 0 5 モル を 1 . 3 5 %塩酸溶液 1 0 0 m £ に力 Π え て製造 し た も の。 以下 「 M Z F 」 略記す る 。
[0082] 試験は、 5 0 c c の白色ア ク リ ル系塗料 ( 「 # 6 5 - 1 2 0 5 」 ロ ッ ク ペイ ン ト製) を第 1 表に示す速度でス プ レ ー ガ ン 5 から吹き付けた後、 吹き付け られた塗料及 び水洗水 (循璟水) ゃ ピ ッ 卜 、 配管等の外観を観察する こ と に よ り 行なっ た。 こ の観察結果から 、 ピ ッ ト 内壁や 配管に付着 し た塗料量に応 じて、 下記の基準で粘着性を 評価 し た。 結果を第 1 表に示す。
[0083] 評価基準
[0084] X …未処理 (ブラ ン ク ) の付着状況 と 同 じ。
[0085] △ …未処理 (ブラ ン ク ) よ り は若干付着量 少ない。
[0086] 〇…殆ど付着しない。
[0087] ©…付着 し ない。
[0088] 実施例 1 9 〜 2 1 、 比較例 2 2 〜 2 5
[0089] 第 1 図 に示す試験装置において、 水膜板 2 の上に実施 例. 1 で用 いた と 同様の塗料 2 0 c c を約 5 秒間 にわた つ て滴下し た。 その後、 第 2 表に示す薬剤を第 2 表に示す 添加量 (対塗料) と なる よ う に添加 した洗浄水の循環を 3 0 秒間続けた。 その後、 循環を停止して、 実施例 1 と 同様に し て粘着性及び外観を調べた。
[0090] 結果を第 2 表に示す。
[0091] 5
[0092] 第 1 表 (その 1 ) 里料 ¾ζき 添 加 量
[0093] 例 付け速度 薬 剤: 粘着性 外 観
[0094] (cc/分) (】
[0095] M/F 20
[0096] 〜,八
[0097] 1 ポリマー A 0.2 ¾ί丁か 上 グルタミン酸ソ- -ダ 0.02
[0098] U/F 20
[0099] 2 30 ポリマー A 0.2 ナか?子上 グルタミン酸ソ'ーダ 0.1
[0100] M/F 20 施 3 30 ポリマー A 0.2 ©〜リ ¾i子力、浮上
[0101] グルタミン酸ソ-ーダ 0.2
[0102] M/F 20 例 4 30 ポリマー A 0;2 ◎〜〇 ¾i予か浮上
[0103] グルタミン酸ソ' -ダ 1
[0104] M/F 20.
[0105] 5 30 ポリマー A 0.01 〇〜△ 粒子が浮上
[0106] グルタミン酸ソ'ーダ 0.2
[0107] U/F 20
[0108] 6 30 ポリマー A 0.1 〇 粒子が浮上
[0109] グルタミン酸ソーダ 0.2 6
[0110] 第 1表 (その 2 ) 塗料吹き 添 加 量
[0111] 例 付け 薬 剤 土
[0112] (cc/分) (藤)
[0113] / F 20
[0114] 7 30 ポリマー A 1 ©〜〇 微粒子が浮上
[0115] グルタミン酸ソ'ーダ 0.2
[0116] M/ F 20 実 8 30 ポリマー B 0.2 〇 微粒子が浮上
[0117] グルタミン酸ソ'ーダ 0.2
[0118] M/ F 20 施 9 30 ポリマー C 0.2 〇 微粒子が浮上
[0119] グルタミン酸ソ- -ダ 0.2
[0120] Mノ F 20 例 10 30 ポリマー D 0.2 〇 微粒子が浮上
[0121] グルタミン酸ソ- -ダ 0.2
[0122] M/ F 20
[0123] 11 30 ポリマー E 0.2 〇 粒子が浮上
[0124] グルタミン酸ソ- -ダ 0.2
[0125] M/ F 20
[0126] 12 30 ポリマー F 0.2 〇 粒子が浮上
[0127] グルタミン酸ソ'ーダ 0.2 第 1表 (その 3 ) 塗料吹き 添 加 量
[0128] 例 付け速度 - 薬 剤 粘着性 外 観 、c c/ )
[0129] M/F 20
[0130] 13 30 - ポリマー A 0.2 ◎〜〇 微粒子が浮上
[0131] D L—セリン 0.2
[0132] M/F 20
[0133] 実 14 30 ポリマー A 0.2 ◎ 微粒子が浮上
[0134] ァスパラギン酸ソーダ 0.2
[0135] U/F 20
[0136] 施 15 30 ボリマー A 0.2 ◎〜〇 微粒子が浮上
[0137] ベタイン 0.2
[0138] M/F 20
[0139] 例 16 30 ポリマー A 0.2 ◎〜〇 微粒子が浮上
[0140] -トリエタノールァミン 0.2
[0141] M/F 20
[0142] 17 30 ポリマー A 0.2 ◎〜〇 微粒子が浮上
[0143] ジエタノールァミン 0.2
[0144] M/F 20
[0145] 18 30 ポリマー A 0.2 ◎〜〇 微粒子が浮上
[0146] E DT A 0.2 8
[0147] 第 1表 (その 4 ) 塗料吹き
[0148] 例 付け速度 薬 剤 粘着性 外 観 (cc/分)
[0149] 1 5 ブランク 0 X 内壁に付着
[0150] 2 5 M/F 20 ◎ 微粒子が浮上
[0151] 3 10 M/F 20 〇 粒子が浮上 比 4 20 M/F 20 厶 固まりが浮上 固まりが浮上
[0152] 5 30 on X —部ほ
[0153] 内壁に付着 瞷へ
[0154] U/F 20
[0155] 6 10 ◎ 微粒子が浮上 ボリマー A 0.2
[0156] M F 20 粒子が浮上
[0157] 7 20 〇〜厶 ―部
[0158] ポリマー A 0.2 固まりが浮上
[0159] M'/F 20 粒子が浮上す
[0160] 8 30 厶 るが時間と共 ポリマー A 0.2 に固まる 例
[0161] M/F 20 粒子と
[0162] 9 10 〇 固まりが浮上 グルタミン酸ソーダ 0.2
[0163] M/F 20
[0164] 10 20 〇〜△ 固まりが浮上 グルタミン酸ソーダ 0.2 第 1表 (その 5 ) 塗料吹き
[0165] 例 薬 剤 粘着性 外 観 (cc/分)
[0166] M/ F 20
[0167] 11 30 Δ〜χ 固まりが浮上 グルタミン酸ソーダ 0.2
[0168] 12 10 グルタミン酸ソーダ 0.2 X 固まりが浮上
[0169] 13 10 グルタミン酸ソーダ I ' 0 X 固まりが浮上
[0170] 14 10 ジエタノールァミン 0.2 X 固まりが浮上 比 15 10 ジエタノールァミン 1 .0 X 固 りが浮上
[0171] 16 10 ポリマー A 0.2 瞷へ X 固まりが浮上
[0172] 17 10 ポリマー A ' 1.0 △ 固まりが浮上 較 グルタミン酸ソーダ 0.2
[0173] 18 10 厶 固まりが浮上 ポリマー A 0.2 グルタミン酸ソーダ 1 .0
[0174] 19 10 Δ 固まりが浮上 例 ポリマー A 1 .0 ジエタノールァミン 0.2
[0175] 20 10 △ 固まりが浮上 ポリマー A 0.2
[0176] ジエタノールァミン 1.0
[0177] 21 10 Δ 固まりが浮上 ポリマー A 1.0 第 2 表 例 薬 剤 粘着性 外 観
[0178] M/F 20
[0179] 19 ポリマー A 0.2 厶 粒子及び固まりが浮上
[0180] .一 グルタミン酸ソ-ーダ 0.2
[0181] M/F 銶 40 施 20 ポリマー A 0.4 〇〜厶 粒子が浮上
[0182] 陣
[0183] グルタミン酸ソ' -ダ 0.4
[0184] 例
[0185] M/F 80
[0186] 21 ポリマー A 0.8 〇 粒子が浮上
[0187] グルタミン酸ソ- —ダ 0.8
[0188] 22 Mノ F 80 X 粒子及び固まりが浮上
[0189] M/F 80 粒子が浮上するが時間と
[0190] 23 X
[0191] 比 ポリマー A 0.6 共に固まる 較 M/F 80
[0192] 24 X 固まりが浮上 例 グルタミン酸ソ- -ダ 0.6 ポリマー A 0.8
[0193] 25 X 固まりが浮上
[0194] グルタミン酸リ-ダ 0.8 以上の結果 よ り 明 ら かな よ う に、 本発明 の湿式塗装 ブー ス処理剤は 、 余剰ペイ ン ト 量の多 い場合 に お い て も 、 湿式ブース系内への塗料の付着 · 粘着固化を著 し く 低減で き る。 'しかも 、 本発明の処理剤は生塗料に対 し て も極めて有効である。
[0195] 産業上の利用可能性
[0196] 本発明の湿式塗装ブース処理剤及び湿式塗装ブース処 理方法に よれば、 捕集された塗料の粘着性を効'果的 に低 減 し 、 塗料を さ ら さ ら し た粒子状 と し容易 に除去可能 と する こ と ができ る。 しカゝも 、 殆 ど全ての塗料に有効で'、 従来不粘着化が困難 と されていたア ク リ ル系、 フ タ ール 酸系塗料及びハイ ソ リ ッ ド系塗料に対 し て も不粘着化効 果が高い。 その上、 高負荷塗料や生塗料の不粘着化 も可 能 と さ れる。 因みに、 本発明の処理剤及び処理方法に よ れば塗料吹き付け量 6 0 0 p P m対水洗水量程度ま で処 理可能である。
[0197] 従っ て、 本発明の処理剤及び処理方法に よれば、
[0198] ① 配管等への塗料の付着に よ る ノ ズルの 目詰 り 等が 防止され、 水洗効率が良好に維持され、 メ ン テ ナ ン スが軽減される。
[0199] ② 排気系の閉塞等に よ る作業環境の悪化が防止され る 。
[0200] ③ ブース ピ ッ ト等に沈積又は浮上 し た塗料ス ラ ッ ジ が固化 し難 く な り 、 容易 に除去でき る よ う になる 。 従っ て、 除去作業が軽減される。
[0201] ④ 洗浄廃液が固液分離 し易 く な り 、 廃水処理が容易 と なる。
[0202] ⑤ 高い分離効率で使用済水性水中の固形物を分離除 去する こ と ができ、 循環水洗水の清澄度を高 く 維持 する こ とができ る。
[0203] 等の効果が奏され、 ·塗装ブース処理を工業的 に極めて有 禾ひに行 う こ と が可能 と なる。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液 と 、 含窒素 原子有機化合物 と 、 ァニオ ン性水溶性高分子分散剤 と を 含む こ と を特徴 と する湿式塗装ブース処理剤。
2 . 含窒素原子有機化合物が、 ア ミ ノ 基又はそのアル キル置換基.を含む化合物である請求の範囲第 1 項に記載 の処理剤。
3 . 含窒素原子有機化合物が、 ア ミ ノ 酸、 ア ミ ノ 酸誘 導体も し く はそれらの塩又はァ ミ ンである請求の範囲第2 項に記—載の処理剤。
4 . 含窒素原子有機化合物が、 グ リ シ ン 、 グルタ ミ ン 酸又はその塩、 ァスパラ ギ ン酸又はその塩、 ベタ イ ン、 ゼラ チ ン、 ジメ チルァ ミ ノ エタ ノ ール、 モ ノ エタ ノ ール ァ ミ ン、 ジエタ ノ ールァ ミ ン、 ト リ エタ ノ ールァ ミ ン、 又は、 ア ミ ノ メ チルプロ パノ ールである請求の範囲第 3 項に記載の処理剤。
5 . 含窒素原子有機化合物が、 エチ レ ン ジ ァ ミ ン四酢 酸、 二 ト リ 口三酢酸又はそれらの塩である請求の範囲第 2 項に記載の処理剤。
6 . ァニオ ン性水溶性高分子分散剤の分子量が 3 0 0 〜 5 0 0 0 0 0 で あ る 請求の範囲第 1 項 に記載の処理 剤。
7 . ァ ニオ ン性水溶性高分子分散剤がカ ルボ ン酸モ ノ マ一を含むホモポ リ マー、 コ 一ポ リ マー、 タ ーポ リ マー ある いは こ れらのポ リ マーの塩である請求の範囲第 6項 に記載の処理剤。
8 . ァニオ ン性水溶性高分子分散剤が、 ア ク リ ルア ミ ドモ ノ マー部分加水分解物を含むホモポ リ マー、 コ ーポ リ マー、 タ ーポ リ マーある いは これらのポ リ マーの塩で ある請求の範囲第 6項に記載の処理剤。
9 . カ ルボ ン酸モ ノ マ ー を含む ポ リ マーが、 分子量 5 0 0 を超え、 1 0 0 0未満のマ レイ ン酸系ポ リ マーで ある請求の範囲第 7項に記載の処理剤。
1 0 . メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液は、 メ ラ ミ ン 1 モルに対してアルデ ヒ ドカ s 1 〜 6 モル結合 し たメ チロ ールメ ラ ミ ン と酸 と 力 ら成る ものである こ と を特徵 と する請求の範囲第 1 項に記載の処理剤。
1 1 . メ ラ ミ ン ' アルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液は、 メ ラ ミ ン と アルデ ヒ ドが結合 し たメ チロ ールメ ラ ミ ンを更に アルキルエーテル化したアルキルエーテル化メ チロ ール メ ラ ミ ン と 酸 と力 .ら成る ものである こ と を特徴 と する請 求の範囲第 1 0項に記載の処理剤。
1 2 . 酸は塩酸である こ と を特徴 と する請求の範囲第 1 0項に記載の処理剤。
1 3 . 塩酸はメ ラ ミ ン 1 モルに対し 0 . 5〜 1 . 5モ ル添加されて成る こ と 'を特徵 と する請求の範囲第 1 2項 に記載の処理剤。
1 4 . アルデ ヒ ドはホルム アルデ ヒ ド又はパラ ホルム 2311 PCT/JP90/01320
.2 5 .
アルデ ヒ ド である こ と を特徴 と する請求の範囲第 1 0 項 に記載の処理剤。
1 5 . メ ラ ミ ン ' ア ルデ ヒ ド 酸 コ ロ イ ド 溶液 4 0 〜 9 9 . 8 重量% と 、 含窒原子有機化合物 0 . 1 〜 3 0 重 量% と 、 ァ ニオ ン性水溶性高分子分散剤 0 . 1 〜 3 0 重 量% と を含む請求の範囲第 1 項に記載の処理剤。.
1 6 . 湿式塗装ブース水洗水に、 メ ラ ミ ン · ア ルデ ヒ ド酸 コ ロ イ ド溶液 と 、 含窒素原子有機化合物 と 、 ァ ニォ ン性水溶性高分子分散剤 と を 加する こ と を特徴 と する 湿式塗装ブース処理方法。
1 7 . 水洗水に対する 、 メ ラ ミ ン · アルデ ヒ ド酸 コ ロ ィ ド溶液の添加量が 1 〜 1 0 0 0 p p m である請求の範 囲第 1 6 項に記載の方法。
1 8 . 水洗水に対する、 含窒素原子有機化合物の添加 量力 s' 0 . 0 1 〜 2 0 p p mである請求の範囲第 1 6 項に 記載の方法。
1 9 . 水洗水に対する、 ァニオ ン性水溶性高分子分散 剤の添加量が 0 . 0 1 〜 2 0 p p mである請求の範囲第 1 6 項に記載の方法。
2 0 . 水洗水中の余剰ペイ ン ト量に対する 、 メ ラ ミ ン • ア ルデ ヒ ド酸コ ロ イ ド溶液の添加量が 1 〜 1 ◦ 0 重量 % である請求の範囲第 1 6 項に記載の方法。
2 1 . 水洗水中の余剰ペイ ン ト量に対する 、 含窒素原 子有機化合物の添加量が 0 . 0 1 〜 5 重量%である請求 の範囲第 1 6 項に記載の方法。
2 2 . 水洗水中の余剰ペイ ン ト量に対する 、 ァニオ ン 性水溶性高分子分散剤の添加量が 0 . 0 1 〜 5 重量%で ある請求の範囲第 1 6項に記載の方法。
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